サイトで紹介した清荒神清澄寺に二度目の挑戦。前回の出来事は『
業と清浄の地』にてどうぞ。
奈良に帰省僕の義母が
「毎年私が行ってるから行かない?」
と言うのでご一緒しました。清荒神清澄寺といえば僕の伴侶にとっては鬼門。僕にとっては力を蓄える場所。
長い参道(参道は『産道』につながるという話もありますね)を歩く前に僕は電車の中で自分がいつもしているブレスレット(天然石種類不明)を伴侶に渡しました。
僕にとってはそのブレスレットは『電池』なのです。普段は左手首に常につけて、自分の力を蓄積しています。無意識なんですけどね。僕と伴侶は正反対の属性であり、そして交じり合える唯一の反属性。
まあ結婚しているのに正反対の属性で反発し続けていたら疲れますしね。
季節は冬。氷属性の伴侶の季節。前回は夏でしたし。。。まあ結論としては頭痛だけで伴侶は無事でした。自分で結界を張りなんとかしのぎました。
清荒神清澄寺の境内は人の気配ばかりで、前回のように不思議なことも起こりません。雑念と人の気配で、前回ははっきり感じた不動明王の気配や地蔵菩薩や大日如来の気配も感じられず(僕の修行が足りない)ただ。僕は『来るな』と感じていました。足が進まないのです。禊ぎ用の水がある場所までもいけず。
前回はあれほど歓迎してくれたのに、今回は『来るな』というのです。僕は一休み用の小屋の側で伴侶と義母たちを待ちながら、
「手が足りないから、『来るな』なのかな」
と考えていました。まあ僕自身は足が動かないので、来るなと言われたら行かないしか方法がないのですが。
友達が
『厄払いに行って厄をもらってくることもあるらしいから』
と言っていたので、
「厄が溜まってて処理するのが大変なので来るな」
なんて考えつつ。
伴侶を守っていたブレスレットを返してもらって腕にした途端・・・。
手首から先に猛烈な痺れと倦怠感。だる~くなって動かすのがつらいほど。・・・こんなに力振り絞らなければならないほど、長い間ためていた力を使い果たすほど、伴侶を守る結界は強かったのか。そしてそれだけ強い結界を張らないと清荒神清澄寺の仏たちの力を伴侶は防ぐことが出来なかったのかと、いまさらながらその力に感服。僕も前回清荒神清澄寺を訪れてからあれほど怖かった富士山が怖くなくなったし・・・。
・・・恐るべし。清荒神清澄寺。
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