伴侶と大喧嘩した。伴侶はタレント事務所に所属したり、歌で音楽プロデューサーに引き抜かれかけたり、芸能界に入りたくて仕方がなかった人である。
・・・全部諦めたのは『夢に飛び込むのが怖かった』から。それを今猛烈に後悔している。
一方僕は今年の3月に長い間ネットでサイト管理人同士として、またはお手伝いとしてつながっていた雲谷斎さんにお誘いいただいて、山口敏太郎氏の事務所に所属させていただいた。
僕にとっては「事務所きってのライターになる」のが今の夢であり目標。・・・こんな大きなことを書いておいて。ってあとで山口さんや雲谷斎さんに言われたらどうしよ・・・汗。
でもそれが僕の夢。30年間生きてきて始めて持った夢。伴侶にとっては夢を諦めた自分と、夢の途中の僕を比べてしまうのだろうと思う。
伴侶は言う。
「俺の夢はなんなんだろう」
夢って大層な物じゃなくてもいいと思う。『お金が欲しい』だって立派な夢。お金が手に入ったら何に使うかはその時考えればいい。
伴侶は言う。
「養ってやってる」
紙切れ一枚でそういうのなら、僕はいつでも離婚してやるといってある。
「売れるはずが無い」
そんなのはわからない。僕はこの世界に飛び込んだ以上は無数の一発屋で終わる予定もないし、一発屋にもなれていない。今は修行の時期だと思っているし、山口さんも「寿命は長いんだから焦らずに」と言ってくれる。僕もそう思ってる。
才能なんて誰にもわからない。タイミングで開花しないことだってたくさんある。でも自分の今やってることに意味がないなんて僕は思わない。
ホストをやったり、タレントをやったりした伴侶でも飲み込まれる世間という大きな川。それに流されたくないから、僕は与えられたチャンスを離したくない。僕はチャンスをつかもうとしなかった伴侶とは違う。
だから伴侶は僕を見ていらだってたんだろうな。
PR